お魚三昧の、幸せな3日間でした。浜田市サイコー!
ふるさとチョイスで、おまかせ鮮魚便を申込
平成最後の年末、暮れも押し迫った12月28日に、島根県浜田市に10,000円を寄附しました。
写真の12番、お兄さんがお魚を抱えている「浜田の旨い鮮魚直送便」です。
注文後には、即「寄附金受領証明書」が送られてきましたよ。
確定申告に必要な書類です。大切に保管しなければ。
そして、申し込みから約1か月後、
自分で指定した日に、新鮮な魚介が自宅に届きました~!
トロ箱には、島根のとれっとれ鮮魚が5種類!
新鮮な魚にテンションが上がって、料理欲がメラメラ燃えあがります。
といっても、魚丸ごとの状態から、お刺身を作るのは初めてなんですよ。
YOUTUBEの助けを借りて、頑張ろうと思います。
なんとかキレイに仕上げたいなあ。
漁師さんのオススメ料理メモ
箱の中には、漁師さんからのメモが入っていました。
今回の魚介の写真に、オススメの料理法を書き込んでくれています。
魚の名前や料理法の勉強になります!
お料理してみた
お料理メモを参考に、家族のリクエストも聞きつつ、メニューを決めました。
我が家は、皆お刺身が大好きなので、生食できるものはすべて刺身でいきます!
刺身のツマ用に大根、大葉、煮物用にショウガ、盛り合わせの野菜に菜の花を準備しました。
レンコダイ(キダイ)
まずはレンコダイ。またの名をキダイです。
※キダイ(レンコダイ)Eellowback sea-bream
ウロコとはらわたは処理済みです。後は3枚におろすだけ。
オススメ料理は、吸物、焼物、煮付です。
しかしながら、レンコダイに火を入れると身がパサパサになるイメージがあったこと(結婚式の折詰とか)と、皮と身の境目や、皮そのものに旨みがあることを知って、皮ごと食べられる酢締めにすることにしました。
3枚におろしたところ。
アラには塩をまぶしておきます。後で潮汁にする予定。
フィレにも塩をして、冷蔵庫に一晩置きます。
美味しくな~れ♪
翌日、夕食の1時間ほど前に酢で〆ました。
子どもも食べやすいように、酢に砂糖を加えて甘酢にしています。
ピンクと黄色が可愛らしい、キダイの酢締めができました。
春らしい色合い。ひな祭りのちらし寿司のトッピングに使ったら華やかになりそう!
方々(ホウボウ)
ホウボウです。
漢字では「方々」とか「魴鮄」とか「竹麦魚」とか、いろんな表記の仕方があります。
※ホウボウ(Bluefin searobin)
オススメの料理法は、刺身、煮付、唐揚、汁物とのこと。
お刺身クオリティの魚は、迷わず刺身にします!
アラはお汁に使います。
ホウボウの裏側。
トビウオみたいな、長くて大きなヒレが付いています。
あと、カニの足みたいな、オジサンのヒゲみたいな細いのが、顔の横から3本出てますね。
ホウボウは、これで海底を歩くらしいです。
ヒレを広げると、とても美しい模様がありました。
ブルーグレーからグリーンのグラデーション地に、蛍光っぽい水色のドットがあります。
身体の色と全然違います。
本体はグレーとオレンジ色が入り混じったような色です。
さて、YOUTUBEの動画で、まずはお勉強です。
板さんのさばき方を見て、ホウボウの姿造りを学びます。
ホウボウ動画はいくつか見せていただいたんですが、こちらの動画が一番良かったです。
美しいヒレを飾りに使ったお造りがステキだと思いました!
さて、さばいてみますか。
ホウボウの頭部には、両サイドに2つずつトゲがありました。
捌くときに、手を傷つけないように注意しましょう!
まずは動画をマネして、ホウボウ頭部のお飾りを作ってみました。
ヒレを持ち上げた所で、後ろから爪楊枝を通して、頭部に刺して固定します。
頭部に刺して…と簡単に言っちゃいましたが、ホウボウの頭部、めっちゃ固い!!!
頭部全体が固い骨に覆われていて、まるでカブト!
適当に刺していたら、楊枝が折れまくりです。
でもね、一か所だけ、楊枝が楽に通過するポイントがありました。
エラの可動部の所ですね。そこを狙って刺しちゃってください。
頭飾りは2尾分作ったんですが、飾りだけでお皿がいっぱいになっちゃうので、ヒレが綺麗な方を残して、ひとつはアラ汁にします。
刺身を盛り付けてみました。
すごい!お造りできた!YOUTUBEさまさまです!
淡泊なんですが、脂がのっていて絶品でした!
ホウボウ美味しいですね。
新鮮だからか、臭みゼロです。
アラは、キダイのものと合わせて、潮汁にしました。
お出汁の効いた、上品なお汁になりました。
手なしイカ(ヤリイカ)
ヤリイカ、通称「手なしイカ」です。
10本の足のうち、特別に長い2本の触手を手のように使うイカとは違い、ヤリイカは全部の足が、ほぼ同じ長さ。そして、体の大きさの割に、足の部分がすごく小さいんですね。そんな特徴から「手無し」イカと呼ばれています。
オススメ料理は刺身でした。
2日にかけて、半身ずつ刺身にしていただきます。
ゲソやエンペラは、細かく切って、スープの具にしますね。
マトダイとヤリイカのお刺身盛り合わせです。
手前の白いのがヤリイカです。
いやほんと新鮮!
歯ごたえがあって、甘くてとろりとしていて、いくらでも食べられますね。
バトウ(マトダイ・マトウダイ)
島根県では、バトウ(馬頭)と呼ばれている魚です。
理由はそのまま、顔が馬に似ているから。
一般的には、マトウダイ、もしくはマトダイ(的鯛)と呼ばれることが多いようです。
身体の中心に、大きな黒い●があるんですよ。まるで的のように。
すでに切り身になってはいますが、ちゃんと黒丸がありますよね。
※マトウダイ(フランス語/Saint-pierre イタリア語/Pesce san pietro 英語/John dory)
おすすめ料理は、刺身、フライ、ムニエル、鍋物です。
浜田市のサイトには、オススメレシピが紹介されていました。地元の方はフライにすることが多いのかな?
・バトウ(マトウダイ) 島根県浜田市サイト
身はお刺身に、卵は煮付け、アラはブイヤベース風のスープにしたいと思います。
まずはお刺身!
マトウダイとヤリイカの刺身盛り合わせです。
ほんのりピンク色、白くてぽってりとしたお刺身になりました。
食味はあっさり淡泊で、もったり感があります。
白身魚の刺身が大好物の長女にとって、バトウは最高の御馳走だったようです。
バトウは内臓が大きく、痛みやすい魚なんですね。
下処理をお願いしたら、切り身2枚と、アラ&卵のパックに分けてくれていました。
大きな卵!
マトウダイの玉子は、醤油、みりん、ショウガで甘辛く煮付けました。
珍味ですね!
マトウダイのアラで、出汁をとります。
ここ!頭の部分です。確かに馬面だわ~!
マトダイとホウボウのアラでとった出汁で、ブイヤベース風のスープを作りました。
出汁に足したのは、セロリ、玉ねぎ、ニンニク、ニンジン等の香味野菜をみじん切りにして、オリーブオイルで炒めたもの、ホールトマト缶、塩コショウ、バター、コンソメキューブなどです。
具は、手無しイカのゲソと、アラの身をほぐしたもの。最後にイタリアンパセリを散らしました。
フランスでは、魚介のアラで作るスープを「スープ・ド・ポワソン」ずばり ”魚のスープ” と呼ぶそうです。ブイヤベースと同じような味付けですが、アラは濾しとってしまい、具はあまり入っていません。どちらかというと、このスープはそっちかな。
水カレイ(ミズカレイ)
水カレイ(ミズカレイ)、標準和名は、虫ガレイ(ムシガレイ)です。
知りませんでした。
島根県は、カレイの加工品(塩干)生産量が全国第1位!シェアは約5割を占めています。
浜田市のカレイは特に有名で、ブランド魚「どんちっちカレイ」として、売り出されています。
「どんちっちカレイ」の定義ですが、浜田市のブランド化戦略会議に加盟した沖合底びき船が、8月から翌年2月に漁獲した、サイズが50g以上の高鮮度のものに限り、認定しているそうです。
実は浜田市には「どんちっち三魚」というのがありまして、どんちっちカレイの他、どんちっちアジ、どんちっちノドグロが、三兄弟とされているようです。今度はノドグロ食べてみたいな。
てか ”どんちっち” って何?って思った方はこちらへ→浜田の水産ブランド どんちっちとは
水カレイのおすすめ料理法は、唐揚、煮付、焼物。
夫のリクエストにより、唐揚にすることにしました。
半分に切ってバッテンして、塩コショウした後、片栗粉を付けて揚げました。
ヒレはカリカリ、身はフワッフワで美味しかったです。
感想
浜田市のおまかせ鮮魚便、最高でした!
びっくりするほど新鮮なお魚が届きます。質も量も申し分ありません。
3日間、浜田の海の幸で食卓が賑わいましたよ。
また違うタイミングで頼みたいですね。というか、もし、ふるさと納税に限らず、普通に注文できるなら、時々頼みたいくらいです。
ふるさと納税メモ
■ふるさと納税メモ
自治体:島根県浜田市
寄付金:10,000円
サイト:ふるさとチョイス
決 済:クレジットカード
申込日:2018年12月28日
受領証:2018年12月29日
お礼品:2019年1月29日
平成31年1月に届いた旬のお魚は、マトウダイ、レンコダイ、ホウボウ、ヤリイカ、水カレイでした。 |